株式会社OSBS が、本市に進出することを決定され、令和4年10月13日（木曜日）、県の立ち会いのもと、本市と進出協定の調印式を行いました。

調印にあたって、市長は「市では、障がいのある方が地域社会で個性や能力を最大限に発揮し、生きがいを感じることのできる環境づくりを推進している。この度の進出協定は、障がい者をはじめ、女性や高齢者など多様な働き手の産業促進に取り組む本市のまちづくりに、大きく貢献いただけるものと大変心強く思っている」とあいさつしました。また、株式会社OSBSの辻弘修ゼネラルマネージャーは「山口市で新しいチャレンジをしたい、という思いで山口ブランチのオフィス進出を決めた。今後も従業員一人ひとりが働きやすい環境を整え、まずは山口ブランチを成長させていくことを目指したい」と述べられました。

同社は、東京都千代田区に本社を置き、株式会社アウトソーシングの特例子会社※１として、グループ企業のバックオフィス業務※２や各種事務代行業務を中心に事業展開されています。このたび小郡地域に、主に庶務、人事等のバックオフィス業務を行う「株式会社OSBS 山口ブランチ」を新たに新設されます。

「株式会社OSBS 山口ブランチ」は、令和4年11月に操業開始予定で、新たに15人の雇用が予定されています。

※1 障がい者の雇用の促進及び安定を図るため、事業主が障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社を設立し、一定の要件を満たす場合に、特例としてその子会社に雇用されている労働者を親会社に雇用されているものとみなして、実雇用率を算定できる制度
※2 総務・人事・経理・財務・ITなど、企業が組織体として円滑に機能するための役割を担い、間接的に収益に寄与する業務

（右から、株式会社OSBS　辻ゼネラルマネージャー、山口県商工労働部小関部長、市長）