令和6年7月4日（木曜日）、株式会社ヤマダ環境資源開発ホールディングス、株式会社シー・アイ・シーおよび本市が、県の立ち会いのもと、進出協定の調印式を行いました。

　調印にあたって、市長は「近年の物価高や環境意識の高まりを背景としたリユース家電需要に対応するため、西の拠点として新たにヤマダ西日本リユースセンター山口工場を建設され、事業の拡大を図られますことは、本市が進める『若者活躍と雇用創出の環境づくり』『持続可能な未来都市づくり』の取り組みを力強く加速をさせ『ずっと元気な山口』の実現に向けた原動力にもなるものと大変心強く感じている」とあいさつしました。

　また、株式会社ヤマダ環境資源開発ホールディングスの桑野光正代表取締役社長は「この施設が山口市にとっても、我々にとっても有意義なものになるよう努力を重ねていきたい」と述べられ、株式会社シー・アイ・シーの太田伸一代表取締役社長は「家電のリユース事業を通じて、雇用の創出と環境負荷の低減に取り組む工場にしていきたい」と述べられました。

　両社は群馬県高崎市に本社を置き、株式会社ヤマダ環境資源開発ホールディングスは家電やパソコンを中心とした製品のリユース・リサイクル・再資源化事業を展開されています。この度の進出は、同社が設備投資を行い、ヤマダデンキの店舗にて顧客から買い取りした家電製品をグループ会社の株式会社シー・アイ・シーが点検、分解、洗浄、修理等を行い、再製品化を行うものです。
　新事業所は、令和7年5月に操業予定で、従業員の積極的な地元採用を予定されています。

記念撮影の様子（左から市長、山口県産業労働部末廣企業立地統括監、桑野代表取締役社長、太田代表取締役社長）