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製薬メーカーの小野薬品工業株式会社(本社大阪府大阪市)が、山口テクノパーク(佐山)に新工場を建設することを決定し、3月24日に山口県庁で本市と進出協定調印式を行いました。
協定の調印に当たって、同社の相良暁社長は「今後の事業拡大、事業継続の観点から西日本の拠点として山口市を選んだ。知事・市長のトップセールスに熱意と誠意が感じられた。我が社は、来年創業300年を迎える。今後、山口県・山口市と長く継続した関係となることを願う。」と述べられました。
市長は「地域産業の振興や雇用創出、そして若者の定住など、本市が進めている地方創生の取り組みに、大きく御貢献いただけるものと大変心強く感じている。また、御社の生産拠点のひとつとして、ここ山口の地から革新的な新薬を国内外に向けて供給されることを大変誇らしく思っている。」と感謝の言葉を語りました。
新工場では、がん治療薬「オプジーボ」などの注射剤を生産する予定です。平成32年3月に操業開始予定で、操業開始時には同社工場の医薬品生産能力は従来より30から40%程度増える見込みとなります。今後地元からの雇用も含めて、約40人で操業開始予定です。
(写真説明:右から小野薬品工業株式会社 相良代表取締役社長、山口県 村岡知事、市長)
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