令和5年12月19日（火曜日）、合同会社月虹とそのグループ会社の株式会社白狐動画と本市が、県の立ち会いのもと、進出協定の調印式を行いました。

　調印にあたって、市長は「新たにアニメーション制作を行う会社を設立され、本市への進出をご決断いただいたことは、地元や地方でアニメーション制作に携わることを希望する若者たちの新たな雇用の受け皿となり、本市の地方創生の取り組みにも大いに貢献していただけるものと大変期待している」とあいさつしました。また、合同会社月虹の平田実代表社員は「山口市内にアニメーション制作会社が進出するのは初めてと聞き、責任を感じるとともに、大変楽しみでもある。地元の若者をはじめ、広島や福岡などからも人材が集まることを期待している」と述べられました。また、株式会社白狐動画の清水広行代表取締役は「現在いる7人のスタッフの多くが山口市出身で、アニメーション制作の仕事に就きたいという情熱を持って入ってこられた。地元の方々で、アニメ業界に憧れている方々の夢を叶える場を提供できれば」と述べられました。

　合同会社月虹は東京都新宿区に本社を置き、テレビアニメーションの制作をはじめ、テレビやラジオ、インターネット動画サイト等を媒体としたアニメの広告宣伝、声優の育成を中心に事業を展開しておられます。株式会社白狐動画は、合同会社月虹の地方制作拠点として、令和5年7月に本市赤妻町に設立されたアニメーション制作会社です。株式会社白狐動画は、令和6年1月に操業予定で、令和6年4月に地元を中心に10人程度の新規採用を予定されています。

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記念撮影の様子（左から市長、山口県産業労働部縄田企業立地統括監、合同会社月虹平田代表社員、株式会社白狐動画清水代表取締役）