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医療機器製造メーカーのテルモ株式会社(本社東京都渋谷区)が、子会社であるテルモ山口株式会社(本社山口市)の工場敷地内において、カテーテル関連商品を生産する工場の増設を決定し、平成29年12月13日に県庁で県および本市とともに工場増設の協定調印式を行いました。
協定の調印に当たって、テルモ株式会社の佐藤慎次郎社長は「山口で生産を始めてわずか数年だが、想定以上に質の高い生産活動を行うことができている。こうした実績を受け、テルモ株式会社として2番目の基幹工場として育てていくための設備投資を決定した。これからも継続して地元で採用をすすめながら、地域に根ざした企業として貢献していきたいと思っている。」と述べられました。
市長は「現在400人近い雇用を創出し、本市産業を力強く牽引するリーダーとして、地域経済の振興に多大なる御貢献をいただいている。さらに、この度の工場増設を決断いただいたことに、心からお礼を申し上げる。ここ山口の地から世界に向けて、最先端の医療機器が供給されることを大変誇らしく思っている」と述べました。
テルモ山口株式会社では、カテーテル手術で血管内の道筋を確保するガイドワイヤーと呼ばれる製品を生産しています。この度の工場増設で、ガイドワイヤーの品目数を増やすとともに、今まで途中工程の生産にとどまっていたものを、完成品まで仕上げて本市から直接出荷することとなりました。なお、この新しい工場は、2021年に操業開始予定となっており、2030年度までに、総額300億円の投資と700人の新たな雇用が予定されています。
(写真説明:右からテルモ株式会社 佐藤代表取締役社長CEO、村岡県知事、市長)
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